移動平均線EMAとSMAは何が違うの?どっちを使うべき?

皆さんこんにちは、アムビです。

突然ですが、移動平均線にはEMAとSMAがあるのはご存知ですか?

ちなみに私はいつも20EMAを使っています。

まだSMAを使っている方が多いですが、
最近EMAが注目され出しているのです。

今回は何故私がEMAを使うのかをSMAと比較しながら説明していきます。

移動平均線20EMAを使う理由

①目線がわかる

本来、移動平均線というのは
目線を決めるためのもの
すなわち、上がるか下がるかがわかるようにするためのものです。

しかし、SMAよりもEMAの方が
もう少し細かい点で
使い勝手が良いと思いっています。

②なぜSMAではなくEMAなの?

SMAとEMAとは何が違のでしょうか。

SMA…単純移動平均線
期間分の終値の合計を期間で割っただけのシンプルな線

EMA…指数平滑移動平均線
SMAより最近の値動きを重視して計算した平均線

SMAはただ期間で割って平均を出しているに過ぎないのですが、
EMAはただ期間で割るのではなく、直近の値動きを反映させた値を計算するのです。

なぜ最近の値動きを重視したほうが良いかというと、
SMAより早く値動きに反応してくれるんです。

つまり移動平均線の先端の向きが変わったりするのが
早いんです!

赤い線が20SMA
青い線が20EMA
を表してます。

上の場面を比較してみると、

20SMAは右肩上がりに線が引かれていますが
20EMAはロウソク足の動きが下降傾向のところでは
一旦20EMAも右肩下がりになり、
その後また右肩上がりになっていることがわかります。

上の場面を比較すると、

20SMAよりも20EMAの方が早く底を判断して、
上がっていってます。

このように、SMAよりもEMAの方が値動きに早く反応することがわかりますね。

しかし、だましも多いので注意も必要なのがEMAなんです。

③なぜ「20」EMAなの?

20という数字はどこから来た数字なのかについても言及しておきます。

投資家の多くは日足を見ています。

1か月で動くローソクの足は
土日が休みで値動きがないことを考えて
約20本。

つまり日足で見たときに
約1か月分の値動きの動向を踏まえた
移動平均線が20MAということです。

それから派生して、
他の時間足でも20本の移動平均線を使うようになったのです。

20EMAを使った手法

ローソク足と20EMAが交差したところに注目しましょう。

そのブレイクしたローソク足の高値もしくは安値を
次の足がさらにブレイクしたら
エントリーのチャンスです。

チャートを使って説明

例えば、
ローソク足が20EMAを下から上にブレイクしたら
次の足が前の足の高値をブレイクしたところを狙っていきます。


この足が20EMAを下から上にブレイクしました。


その次の足が前の足の高値をブレイクしています。
ここでエントリーします。

結果上がっていってますよね。

このように移動平均線だけでもトレードは可能なんです。

メリット:シンプルで分かりやすい

インジケーターは20EMAのみを見てるのでとてもシンプルな手法です。

さらに、ローソク足が移動平均線をブレイクしたかどうかは
誰の目から見ても明らかです。

裁量が少なくとても分かりやすい手法と言えます。

デメリット:これだけでは勝てない

シンプルで分かりやすい手法なのですが、
やはりこれだけでは勝率は低いでしょう。

他の考え方や手法と組み合わせて使うと、
勝率がアップすること間違いなしです!

さいごに

いかがでしたでしょうか。

SMAとEMAの違いが目に見えてわかったかと思います。

EMAは利点も多いですが
やはりだましも多いです。

注意深くトレードする必要があるので
初心者の方は難しく感じるかもしれませんが、

EMAに慣れておくのも大切ですので
ぜひ自分に合った方を試してみてください!

最後までご覧いただきありがとうございました!

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