皆さんこんにちは。アムビです。
本日は、「7つの負けないコツ」その3です。
その1は「決めた損切は必ず守る」
その2は「目先の損益に紛動されない」
でした。
7つの負けないコツ③「損切の根拠の時間軸を変更するな」
いろいろな時間軸を見て環境認識をしていきます。
環境認識をする理由としては、上がっていくのか下がっていくのか大きく見たり、また時間軸を変えて細かく買い売りを分析をするためにやります。
その上でエントリーポイントを見つけてエントリーをします。
エントリーするときに損切のラインも決定します。
私の場合は、月足や週足で環境認識をして4時間足でエントリーポイントを決定することが多いですが、その4時間足で損切の値を決めたのであればその時間足を変更してはいけないのです。
よくあるのが、4時間足で損切の値を決めたにもかかわらず、日足ではもう少し耐えられるだろうと思って損切の値を下げてしまうことがあります。
これでは、損切の根拠がめちゃくちゃになってしまい計算が崩れてしまいます。
よくトレードは会社の経営に似ていると言われます。
会社における損金を経費と同様に考えると、当初見込まれていた経費がめちゃくちゃな理由で吊り上げられてしまっては経営がままならないですよね。
赤字になって倒産してしまうリスクもあります。
そのように考えると、損切の根拠となった時間軸を変える事はそれだけリスクのあることだとわかると思います。
実際のチャートを見てみよう
これはスイスフラン円の4時間足のチャートです。
赤い四角で囲ったローソク足が押し目を付けて上がって来ているので次のローソクの始まり値からエントリーすることができます。
4時間足の根拠となる損切ラインを表していました。
通常であれば利益確定されていますがもっと利益を求めて利益確定しなかった場合、その後の値動きではどんどん下がってしまい損切ラインに到達しています。
しかし、4時間足の損切ラインを無視し、日足で損切をしたらどうなるのでしょうか。
日足のチャートです。
青い線が4時間足の根拠となった損切ラインを表しています。
4時間足の損切される値は、日足ではまだ上昇トレンドの最中ですからまだまだポジションを持ち続けられると判断してしまいます。
その後がくんと下がってしまっていますので、多額の損金が発生していることがわかります。
このように時間足を変更してしまうと大きな損を招いてしまうのです。
トレードは長期的にやっていくものですから、一回の負けにこだわりすぎないということも大切です。
負けてしまったときは必要経費と割り切ってルール通り損切りすることをおすすめします。
さいごに
いかがでしたでしょうか。
このことは、なかなか実際に体験していないとわからないかもしれません。
大きく負けてしまってから時間軸を変えることの怖さを知る方も多いと思います。
この記事を読んだ皆様は、その怖さがなんとなくでも伝わったと思いますので、トレードをするときはぜひ頭に入れておいてほしいと思います。