皆さんこんにちは。アムビです。
本日はFXトレードの基礎であるダウ理論についてお話ししたいと思います。
ダウ理論は正しく理解することで負けなくなるし、トレードをするためには絶対に知っておかなければならないことです。
これを機にぜひダウ理論の正しい理解を深めてください!
ダウ理論の重要性
まず、ダウ理論と聞いてどう思いますか。
多分ダウ理論は知っているけれども、単なる理論だと思って、実践には関係ないと思っている方も多いかと思います。
しかし、実際に利益を得ている投資家の90%以上はこの理論をもとに投資を実践しているのです!
ダウ理論はトレード理論の全ての基礎と言われています。
いろいろな指標やインジケーターのもとになっているのがダウ理論なのです。
さらに、大手投資家のほとんどがこの理論をもとに投資をしています。
値動きを左右するのは、億単位でトレードをする大手の投資家です。
大手投資家使用しているの手法を理解することで値動きも予測できるというわけです。
「投資は美人投票だ」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。みんなが美人だと思う人は美人であるのと同じように、投資もみんなが上昇すると思えば上昇するのです。自分一人だけが上昇すると思っても実際の値動きは上昇しません。
それくらい重要なダウ理論なので実戦での使い方を覚えてほしいと思います。
ダウ理論とは
では、ダウ理論とは何なのか。
ダウ理論とは、いまから100年ほど前にチャールズ・ヘンリー・ダウよって提唱され、「株価はすべての事象を織り込む」という理論です。
つまり、現在起こっている全ての事象(大きな事件、大統領の発言、気候の変動等の様々なニュース)が、値動きに反映されているということです。
ダウ理論の6原則
ダウ理論とは何かがわかったところで、それを実践に生かしていくためには6つの原則を知る必要があります。
①平均は全ての事象を織り込む(全ての市場価格に織り込まれる)
これは先ほど説明したように、ダウ理論の基礎となる考え方なので必ず頭に入れておきましょう。
②トレンドには3種類ある
トレンドの3種類とは短期・中期・長期です。
トレードをする方の中には1か月の値動きを見る方もいれば、15分の値動きを見る方もいます。それぞれにトレンドがあり、短期・中期・長期のトレンドは関係性をもっているという考え方です。
③主要トレンドはマーケットの動向によって3段階からなる
1段階目は先行期、2段階目は追随期、3段階目は利食い期と言われています
。
④平均は相互に確認されなければならない
一つの平均株価が上がればそれに関連するものの平均株価も上がるというように、相関関係があるため、株価が関連のあるものは相互に確認すべきだという考え方です。
⑤トレンドは出来高でも確認されなければならない
出来高とは簡単に言うと売上高です。
上昇のトレンドがあらわれると出来高も高くなるのでこれも確認が必要です。
⑥トレンドは明確な転換シグナルが発生するまでは継続する
これが一番重要です!!ダウ理論を実践に使用する際に一番注意する点です。
転換シグナルを判断できるようになることが勝敗を左右します。
転換シグナルとは何か。
転換シグナルとは、トレンドが崩れるところ、つまりトレンドの推進力が弱まるところを言います。
ここでトレンドとは、上昇トレンドでは高値・安値共に切り上げながら価格が上昇し、下降トレンドでは安値・高値共に切り下げながら価格が価格が下降している状態のことを指します。
上昇トレンドのとき、高値(安値)が1つ前の高値(安値)を超えられなかった場合、トレンドが崩れたと判断でき、トレンドの転換シグナルであることがわかります。
同じように、高値・安値が連続して切り下がっている下降トレンド中に、1つ前の高値(安値)を下回らなくなれば下降トレンドが終わる合図だとされています。
このトレンド発生と転換シグナルを判断できるようになることで、エントリーと利益確定のタイミングを見計らうことができ、利益獲得につながります。
さいごに
ダウ理論とは何かダウ理論の重要性わかっていただけましたでしょう?
ダウ理論は今後のトレードについて非常に役に立ってくるので、この理屈をしっかり頭に入れて、今後チャートを見る時にはまずダウ理論に基づいてまず判断してみる癖をつけていただきたいです。
本当に劇的にトレードが変わってきます!!!
今回はダウ理論の基礎についてお伝えしました。
これからもダウ理論については詳しく説明していきたいと思っていますので、楽しみにしてください!
最後までご覧いただきありがとうございました!