皆さんこんにちは。アムビです。
本日は、ことはじめシリーズ第4弾!
買い目線なのか売り目線なのか、目線の決め方をお伝えしていきます。
これまでのことはじめシリーズでは
①まずは画面を見やすく設定する
②日足のローソク足の動きをおさえろ!
③高値・安値を線で結んでみよう!
をやってきました。
値動きのが少しづつわかってきたかと思います。
今回の目線の決定はエントリーをするうえでとても重要な判断になります。
これが正しく決定できなければ、値動きが逆方向に動いてしまったり、大損をする恐れもありますので、ここでしっかりとおさえましょう!!
目線を決めるとは?
目線を決めると先ほどから何度も言っていますが、どういうことなのでしょうか。
それは、これからエントリーするのは、買いエントリーなのか売りエントリーなのかを決めるということです。
勝っているトレーダーはチャートを見たらまず買い目線なのか売り目線なのかを必ず決めています。
トレードは待つのが仕事というように目線を決めてその後に具体的なエントリーポイントを狙って実際にエントリーをします。
目線が決まっていなければ、どこでエントリーするのかが曖昧になってしまい、最大の利益を得ることができなくなってしまいます。
必ず最初に目線を決めるということを忘れないようにしましょう!!
目線の決定方法
前回高値と安値に線を引き、それらを線で結びました。
そのチャートを軸に今回も説明を進めていきます。
①押し安値戻り安値をさがす
目線を決定するうえで知っておかなければならない概念として押し安値と戻り安値があります。
これまでも何度か説明してきましたが、大切ですのでもう一度説明していきます。
押し安値とは・・・
新高値をつけたもとの起点。
つまり、新高値をつけた直前の安値の事を指します。
戻り高値とは・・・
新安値をつけたもとの起点。
同様に、新安値をつけた直前の高値の事を指します。
まだ値動きがここまでしかわかってないとすると、新高値とそれを付けたもとの起点となった押し安値は上の図のように決定することができます。
また、すこし時間が進み、ここまで値動きがわかったとすると、新高値と押し安値はこのようになります。
新高値と押し安値は、一つのチャートの中に一つずつしか発生しませんので前回の新高値と押し安値はなくなり、単なる高値と安値に変わります。
また、高値と安値が切りあがっているので、この時点で上昇トレンドが発生していることがわかります。
②サポートライン、レジスタンスライン
サポートライン・・・
日本語で下値支持線といい、相場がその水準を維持し、それ以上は下落しないのではと思われる水準のこと。
レジスタンスライン・・・
日本語で上値抵抗線といい、相場がその水準を維持し、それ以上は上昇しないのではと思われる水準のこと。
つまり、上昇トレンドの中では、サポートラインがわかればそのサポートラインをローソク足が下回ることがない限り値動きは上昇し続けるということになります。
また、値動きがサポートラインに近づいてきてもサポートラインで支えられてまた上昇することもよくあります。
サポートラインをおさえている事は、目線を決めていくうえでもエントリーポイントを決定するうえでも重要になってきます。
では具体的にサポートラインとレジスタンスラインはどこなのか。
押し安値→サポートライン
戻り高値→レジスタンスライン
となります。
③目線の決定
ここまでくれば目線の決定は簡単です。
サポートラインを終値で上回る→買い目線
レジスタンスラインを終値で下回る→売り目線
ここまでしか値動きがわかっていなければ、押し安値を伸ばしたラインである青いラインがサポートラインです。
つまり、次の安値がこのラインを上回っていれば、上昇続くと考え、買い目線が継続です。
新高値と押し安値が更新しました。
それに伴い、サポートラインも変わります。
次の安値がこのラインを上回っていれば、買い目線が継続です。
安値がギリギリサポートラインを超えずにまた値動きが上昇しようとしています。
まだ買い目線なことがわかります。
このようにサポートライン寸前でまた値動きが上昇していくこともよくあります。
下降トレンドが発生した時も同様に考えてください。
さいごに
いかがでしたでしょうか?
目線を決定することはそれほどむずかしくないですが、これをエントリーポイントを探す前にやることは必須です。
次回はいよいよエントリーをするときの方法をお伝えしようと思います。
その時もこの目線の決定が重要になります。
ぜひ覚えてください!
最後までご覧いただきありがとうございました!!