皆さんこんにちは。アムビです。
今回は、初心者の方におすすめするZigZagというインジケーターを使った手法をご紹介します。
まだトレードを始めたばかりで、どこでエントリーしていいかわからない方も多いと思います。
そんな方たちのために、今回は簡単で勝率も高い手法をお伝えします。
ぜひ一度この手法を試してみてください!!
インジケーターの設定
①ZigZagをチャート上にいれる
ZigZagは、設定した数値内での主要な高値と安値ごとにラインを引いてくれます。
具体的な設定方法は「ダウ理論③トレンドラインの引き方!!」でご説明していますのでそちらを参考にしてください。
パラメーターの画面が表示されましたら、「Depthを6」にします。
また、ZigZagの線の色も変えられるので、これを「黄色」にします。
他の設定は変える必要はありません。
②移動平均線を2本チャート上にいれる
今回は移動平均線を2本使います。
2本の違いは、移動平均線の期間の違いです。短期と長期の移動平均線を見ていきます。
具体的な設定方法は「【MT4】ドル円のチャートを見るには?MT4の使い方講座!」で説明していますのでそちらをご覧ください。
パラメーターはそれぞれ次のように設定してください。
短期移動平均線
パラメーター
期間:20
移動平均の種別:Exponential
スタイル:色 赤
長期移動平均線
パラメーター
期間:60
移動平均の種別:Exponential
スタイル:色 青
これでインジケーターの設定は終了です。
ZigZag手法のエントリーポイント
ではこれから、ZigZagと移動平均線を使ったエントリーポイントをご紹介します。
次の手順にしたがってエントリーポイントを探してみてください。
また、今回は「買い」のポイントをお伝えします。
売りでもできますが、買いの方が勝率が高いと私が感じますので、まずは買いを狙いましょう!
使う時間足は、1時間足です。
①ZigZagを見て大きく下がっているところを探す
まずはZigZagを見ます。
下がっていても、すぐに上がっていてはだめです。下降トレンドができるくらい下がっているところを狙いましょう。
②下がり切るのを待ち、最安値と、最安値の起点となった高値(直近の高値)に線を引く
もし新たに更新した安値が線を引いた安値を下回り、新たに最安値になるときは、線を新最安値まで下げます。
また、最安値の起点となった高値も変わりますので、その線も下げましょう。
③高値の方に引いた線をローソク足が超えるのを待つ
高値の線をローソク足が上にぬきました。
今までは下降トレンドでしたが、トレンドの転換が起こった場面です。
こういうところが上がっていきやすいです。
④短期移動平均線が長期移動平均線よりも上にあり、どちらも上向きになっているのを確認する
⑤高値の線または赤色の短期移動平均線に値が近づいて切るのを待つ
値が上がりそうとは言っても、そのまま値が下がらずにずっと上がっていることはありません。
必ず一回値が下がってくるはずです。
一回下がった値は、高値の線または短期移動平均線で抵抗されまた上がっていく可能性が高いです。
ですので、③ですぐにエントリーはせず、一旦高値の線または短期移動平均線まで値が下がるのを待ちましょう。
⑥「買い」エントリー、損切ラインと利益確定ラインを設定する
①から⑤の条件に当てはまったら買いを入れます。
エントリーしたら、必ず損切ラインと利益確定ラインに指値注文を入れます。
まずは、損切ラインです。
直近の安値、もしくはその少し下に損切ラインを置きます。
次に利益確定ラインです。
損切ラインと1:1になるように同じ幅で設定しましょう。
これでエントリー完了です。
結果を見ていきましょう。
利益確定ラインに値が到着しています。
勝ちました!!
さいごに
いかがだったでしょうか?
一つ一つはむずかしくないと思います。
一旦手順を覚えてしまえば、短時間でこの場面を見つけることができると思います。
このようにトレードは複数のインジケーターを見てエントリーポイントを探したり、エントリーのサインをいつけてもすぐには入らず、戦略を持つことも大切ということがわかったと思います。
この手法は、簡単で勝率も高いのでとてもおすすめです。
(当然負けてしまう場面もありますけど。)
何度かトライしてみて慣れていってほしいと思います!!
最後までご覧いただきありがとうございました!!