皆さんこんにちは。アムビです。
本日は、初心者ことはじめシリーズの第6弾!!
エントリーから決済逆指値と決済指値を入れようです。
前回までをおさらいすると、
①まずは画面を見やすく設定する
②日足のローソク足の動きをおさえろ!
③高値・安値を線で結んでみよう!
④目線を決めよう!
⑤下位足でエントリータイミングを見つけよう!
ということをやってきました。
今回は資金管理にまつわる話です。
損切ラインをどこに入れるかをしっかりわかっていないと、手法がわかっていても負けてしまいます。
初心者の方は要注意なところですので、気を付けてください!
どのように決済の値を決めるのか
①1回の負けの損金を資金の何%にするかを決める
資金管理で一番大事なのは、損金をいくらにするか決めることです。
これはエントリーをする前にすでに考えていなければなりません。
いくら自分の資金を保有しているのかというのは人によって違います。
1000万円の人もいれば10万円の人もいます。
ですから、まず初めに資金の何%を一回の損金にするかということを決めます。
通常は2%がいいといわれています。
しかし、みんながみんな2%にしなければならないわけではありません。
1000万円資金があり人にとっての2%は20万円です。
後で書きますが、損金と利益の割合は1:1に設定することが多いですから、20万円の損金を覚悟していれば、20万円の利益を得ることを期待しています。
一回のトレードで20万円取れたら十分ですよね。
でも資金が10万円の時の20%は2000円です。
一回のトレードで2000円買ったとしても、少ないですよね。
早く資金を増やして大きな利益を得れるようになりたいと思っても、結構時間がかかってしまいます。
ですから、資金が少ない方は2%ではなく、5%もしくは10%など多くする必要があります。
もちろんその分リスク大きくなりますから、しっかりデモ版で勝てるようになってから勝率などを考慮に入れて慎重に決めていきましょう。
②直近の安値を逆指値として損金分のロット数でエントリーする
まず損切ラインを決めます。
10万円の資金の人が資金の5%を一回の損金の額として設定したとします。
5000円が1回のトレードで負けてもいい限界の額ということになります。
損切ラインは、その手法によって違いますが、直近の安値を目安として入れることが多いです。
そこの損切ラインに値が来た時に5000円分の損失になるようにロット数を調節してエントリーをします。
この計算方法は後日説明します。
よく、ロット数を固定してエントリーする方がいらっしゃいますが、それでは損失の額が毎回バラバラになってしまうのでやめましょう。
ロット数は必ず毎回計算してエントリーしましょう。
③逆指値を入れる
エントリーしたら必ず逆指値を入れましょう。
先ほど決定した損切ラインに逆指値の注文を入れます。
④指値を入れる
利益確定の値を決定して指値を入れます。
指値は逆指値に対して1:1もしくは2:1にします。
つまり5000円を損金許容額としていたら、利益確定の額も5000円もしくは、1万円です。
もちろん1:1の時と比べて1:2とした時の方が勝率は下がります。
最初は利益を大きくすることよりも勝率を上げたほうがいいので、1:1をおすすめします。
もし1:2にする場合は、練習してどれくらいの勝率になるかなどをしっかり調べてから採算性を検証しておく必要があります。
因みに、勝率の目安としては
1:1の場合は勝率55%はあってほしいです。60%いけば確実な手法です。
1:2の場合は勝率は50%以下になるでしょう。なるべく50%に近くなるようにしましょう。48,49%あれば結構いい手法でしょう。
実際に検証してみる
以前から使っているチャートで実際にどこに決済逆指値や決済指値を入れるのかを説明していきます。
青の四角で囲ったところが日足で上昇トレンドの上昇の波の中です。
今回は、値動きを細かく見ていこうと思うので、下位足は1時間足を使ってエントリーのタイミングを狙っていきます。
これが1時間足です。
上昇の波の始まりで買うことが出来たら一番いいですが、これを判断するのはむずかしいと思うので、前回説明したように押し目を狙いましょう。
一旦下がってもう一度上がっていったところを狙っていきますから、
一番下がっていった次の陽線の終値を見てすぐに買いエントリーをします。
エントリーをしたら必ず決済逆指値つまり損切を設定します。
損切と利益確定を1:1に設定した時と1:2に設定した時の利益確定の値です。
1:1の時は早く利益確定されるのでいいですが、1:2の時は一旦下がったり損失が出る時もあるのでメンタルを強く持つ必要がありますね。
多くの人が下がっていったときに焦って損切をしてしまいますが、日足でみても上昇トレンドが継続しているので焦って損切りすることもなくなります。
もう一つの決済逆指値の入れかた
もう一つ非常に有効な決済逆指値の入れ方をお伝えしておきます。
今回は、同じ相場の4時間足で説明していきたいと思います。
4時間足は先ほどの1時間足と違って情報が大雑把になります。
トレードの期間も長くなりますから、押し目を待つ前に上昇の波の中に入った陽線の一番上で一度指値を入れます。
次の陽線で指値を超えてますので、エントリーが完了しているはずです。
損切の決済逆指値は直近の安値に入れます。
ここで利益確定の指値を入れてもいいですが、今回は入れません。
今回の損切、利益確定の方法は、損切の決済逆指値の位置を陽線が出るたびに上に上げていく方法です。
上の画像のように陽線が出るたびにその陽線の一番下に決済逆指値の位置を上げていきます。
この方法にすると、画像のような相場では③の位置に決済逆指値を上げた時点で絶対に損失は出ないことが確定します。
このような方法は、今回のように上昇し続ける値動きの時に有効ですが、1時間足で見た値動きのように一旦下がってまた上がって利益確定に到達するような値動きをする場合には、利益が少なくなってしまうこともあるので注意です。
さいごに
いかがでしたでしょうか??
エントリーだけでなく、決済逆指値や指値を入れることが負けないためには非常に重要な事です。
自分はどの方法があっているのか、負けない方法を自分自身で検証してください。
何度もやっているうちに感覚をつかんでくるはずです。
最後までご覧いただきありがとうございました!!