皆さんこんにちは。アムビです。
本日は波の描き方第3弾!!
「ローソク足」を使った波の描き方をお伝えしていきます。
前回までは、
①ストキャスティクスを使った波の描き方
②ボリンジャーバンドを使った波の描き方
をやってきました。
何度も言いますが、波の描き方は様々ですので自分の好きな気に入った波の描き方を選んでください!
今回お話しするローソク足を使って波を描くと、他の波の描き方とは違いインジケーターを使いません。
ローソク足の高値と安値だけを見て波を描いていきますので、一番早く簡単に波を描くことができます。
判断は早くなりますが、その分騙しも多くなります。
そのことも少し頭に入れて波を描いてみてください!
波の描き方
①山を決定する
山・・・最高値をつけたローソク足の最安値を陰線の終値で下回れば山の終わりで下降波のはじまり
画像を使って説明します。
最高値をつけたローソク足の最安値とは次の画像のことをいいます。
この最安値を次のローソク足である陰線の終値が下回っています。
これで山が決定しました。
このように山を決定していくと、このようになります。
②谷を決定する
谷・・・最安値をつけたローソク足の最高値を陽線の終値で上回れば谷の終わりで上昇波のはじまり
画像を使って説明します。
山と逆の考え方です。
最安値をつけたローソク足の最高値とは次の画像のことをいいます。
この最高値を次のローソク足である陽線の終値が上回っています。
これで谷が決定しました。
このように谷を決定していくと、このようになります。
③高値と安値を線で結ぶ
山の中の最高値、谷の中の最安値を線で結びます。
このように波を描くことができました。
ロウソク足で波を描く利点
ストキャスティクスやボリンジャーバンドを使った波の描き方でもお伝えしましたが、
この方法で波を描くと現在の目線を決めることができます。
ZigZagではやはり自分で波を描いているわけではないので、どのように波を描いているかなかなか理解しずらいので、根拠のない波の引き方になってしまします。
しかし、これまで説明してきた波の描き方では根拠をもって波を引いているのでZigZagでは描けないようなところまで波を描くこともできたり、目線を決定することができるるのです。
また、ローソク足を使うことは最初にもいいましたが、特別なインジケーターを入れるわけではないので、判断が比較的早いです。
加えて、このローソク足の波の描き方はダウ理論に基づいています。
下位足のチャートを見てみましょう。
押し安値を割ったところからが上昇トレンドが転換するタイミングです。
ここまでで山が一つあったと判断しているので、ダウ理論から見ても整合性があります。
さいごに
いかがでしたでしょうか。
このようにローソク足を使うと、素早く正確な波を描くことができます。
また、ダウ理論にも基づいた波を描くことができるので、おすすめです。
これまで3つの波の描き方をお伝えしてきましたが、どれも実戦でとても役に立つ波の描き方です。
いままで自分で波を描いたことがない方や、ZigZagしか使ってことがない方はぜひ試していてください!
最後までご覧いただきありがとうございました!!