皆さんこんにちは。アムビです。
本日は、指値注文とは何かについてお伝えします。
一番よく使う注文は成行注文ですが、指値注文は利益確定や損切の時などによく使いますのでよく覚えておいてください。
成行注文とは、値段や時間を指定せずに注文する方法でした。
成行注文については前回の記事で詳しくお話ししているのでそちらを見てください。
指値注文とは
指値注文とは、買いたいまたは売りたいと思う為替レートを指定して、注文する方法です。
指値方法は大きく分けて二つあります。「指値注文」と「逆指値注文」です。
①指値注文
指値注文とは、現在の為替レートよりも有利な為替レートになったら、約定するように指定する注文方法のこと。
②逆指値注文
逆指値注文とは、現在の為替レートよりも不利な為替レートになったら、約定するように指定する注文方法のこと。
これだけではわかりにくいので、図を使って説明します。
図①
上のような状況の時に、現在値で成行買いの注文をしたとします。
その後チャートが右上に動けば利益が出ます。つまり、現在の為替レートよりも有利な為替レートになるわけです。
そこで、現在値よりも上の値で決済の注文を指定した場合は、「指値注文」となります。
逆に現在値よりも下の値で決済の注文をした場合は、「逆指値注文」となります。
指値を入れる位置
図①のような状況で現在値で成行買いの注文をしたとき、どこに決済の指値、逆指値を入れればよいでしょうか。
図②
一般的には、前の安値を割ったらそのまま下降していく可能性が高いので、前の安値の少し下に逆指値を入れます。
そうすることによって、大きく損をすることを防ぎます。
指値は図②のように逆指値と同じ幅くらいを目安に入れておきましょう。
利益は大きく取れたほうがいいので、もう少し上昇しそうなど判断できた時は、徐々に指値を上に上げていくのもよいです。
しかし、上げすぎてしまうと利益確定されずに下がってきてしまう恐れもあるので、初めは逆指値と同じくらいの幅に指値を入れることをおすすめします。
では、実際のチャートを使って説明します。
図③
上のような状態の時現在値で成行買いを入れる場合、どこに指値を入れるでしょうか。
図④
チャートを簡単にすると黄色のような値動きになっていることがわかります。
図①とほぼ同じ状況になっています。
図⑤
そこで、逆指値は前の安値の少し下に入れ、指値は逆指値と同じ幅に入れます。
指値注文の注文の入れ方
上で説明した通りに注文を入れてみましょう。
まずは成行買いの注文を入れます。
左上のパネルの右側をクリックします。
成行注文をした値に緑の点線がでてきます。
その緑の点線にカーソルをあてると、カーソルの右側に上下の矢印が出てきます。
その状態でドラッグして下や上に動かすと、赤い点線が出てきます。
それを逆指値を入れたい値に持ってくると逆指値が入ります。
指値も同じことをもう一度やります。
これで指値と逆指値が入れられました。
現在値が指値または逆指値の値についたら、決済されます。
さいごに
今回お伝えした通り、指値は決済するときに主に使います。
その理由としては、チャートを見ていない間に大損害を被るのを防ぐためです。
ですから指値を入れる時は、まず損切の位置を考えて逆指値を入れることが優先です。
そのあとに指値も入れましょう。
成行注文と同様に指値注文も重要なので、必ず使いこなしましょう!
最後までご覧いただきありがとうございました!!