皆さんこんにちは。アムビです。
本日は、前回の目線の話を具体的にお話しします。
押し安値・戻り高値は聞いたことありますか??
ダウ理論の記事でもお伝えしていますが、今回はこの押し安値・戻り高値を使って売り目線なのか買い目線なのかを判断する方法をお伝えします。
目線の重要性は前回お話ししました。
目線が決まればあとはエントリーポイントを待つのみです。
代表的な目線の決定方法である押し安値・戻り高値をマスターすれば勝つこと間違いなしです!!
押し安値・戻り高値
「ドル円」の「週足」のチャートを使って説明
わかりやすいようにZigZagというインジケーターを入れてあります。
写真の左側は高値と安値がどちらも切り下がっているので、下降トレンドが発生していることがわかります。
さらにその中でも一番新しい安値は写真の中央付近にある一番安値が低い部分です。
この安値の起点となった高値を戻り高値と言います。
ダウ理論に基づくと、この戻り高値を新高値が上回らない限りは下降トレンドが継続します。
すなわち、売り目線で見ていくことができます。
その後の値動きを見てみると、高値が戻り高値を上回っています。
ここで下降トレンドが終わりました。
これからは売り目線ではなくなります。
新高値が以前の高値を上回ると、その新高値の起点となった安値を押し安値というようになります。
この押し安値を下回るまでは買い目線で見ていくことになるのです。
まだ上昇トレンドは発生していませんが、これから上昇トレンドが発生する可能性が大いに期待できるので、「週足でみたら」買い目線で間違いないでしょう。
「ドル円」の「日足」も見てみる
日足のチャートはこんな感じです。
安値と高値が切りあがっていることがわかります。
上昇トレンドが発生しています。
新高値が現在の位置であるので、押し安値は新高値の起点となった安値になります。
週足と日足の押し安値を比べてみる
先ほどの週足と日足の押し安値の位置を比べてみましょう。
上のピンクの線が日足の押し安値、下の線が週足の押し安値です。
週足でみると下の線を新安値が下回るまでは買い目線が継続していきます。
また、日足でみると、上の線を新安値が下回るまでは買い目線です。
現在の値は日足でも週足でも買い目線であることがわかりますね。
さいごに
戻り高値・押し安値はお分かりいただけましたでしょうか?
もっと詳しく戻り高値・押し安値について知りたい方は、ダウ理論の説明の方でも詳しくお伝えしているので、そちらもご覧ください。
今回は、目線と絡めて戻り高値・押し安値をお伝えしました。
上位足の目線も確認しておくことで自信をもってトレードをすることができるので、とてもおすすめです。
また、よくローソク足1本を見て目線を判断してしまう方がいますが、それは絶対にやめましょう。
目線は大きく見て売りか買いかを判断したほうがいいです。
ぜひまだこの方法を試したことない方は試してみてください!
最後までご覧いただきありがとうございました!!